大きな変化にはパラダイムシフトが必要だ『人生はタイム・マネジメントで変わる!タイム・マネジメント基礎編』

人生はタイム・マネジメントで変わる! タイム・マネジメント基礎編
 この本を読んだキッカケは、タイム・マネジメントに興味があったからだ。もっと時間を有効活用し、浪費している時間を減らしたいと思ったからだ。目的はタイム・マネジメントできるようになること。
 自分は書名や装丁など、直感的に本を買うことが多い。本書を読んでみたところ、フランクリン・プランナーを勧めるための本だった。フランクリン・プランナーはあの7つの習慣(『完訳 7つの習慣 人格主義の回復 』)を実践するためのツールということらしい。そういわれてみると、表紙にもフランクリン・プランナージャパン編、と書いてありますね。
 
 そうとは知らずに読み始めたし、7つの習慣自体も未読の状態だったものの、本書を読んでみて良かったポイントは次の点、
“結果を変えようと思うならば、行動を変えなければならず、行動を変えるには、見方・考え方(パラダイム)を変えなければならないということ”
“小さな変化を望むのであれば行動を変えればよい。しかし大きな変化を望むのであれば、パラダイムを変えなければならない”

自分の2017年を振り返ってみると、『神・時間術 』でパラダイムシフトが起こり、読書を始めとして時間の使い方(行動)が変わった。読書をしていて、ふ〜ん、で終わる内容というのではそれまで。パラダイムシフトが起こるほどの内容に出会ってこそ変われる。それほどの内容に出会えればこそだが、そうでなくても小さな変化を起こそうとまずは本にかかれていることを実践してみて、行動を変えてみるのも1つの手だ。実際にやってみるのと、読んだだけでわかった気になっているのとは大違いだ。

 また、自分の使いたい時間は自分の予定として組み込んでしまい、そこは予定が入っているものとして他の予定に対処するのはよい方法だと思った。この本を読んで以降、そうするようにしている。日程調整になっても、自分で使いたい時間はしっかりとNoとすることに。
 自分との約束は「始める時間」、他人との約束は「終わりの時間」を意識するように、というのもなるほど、実践すべきだと思った。会議やミーティングの開始時間はきっちりしてるのに、終わりを決めないからダラダラ長い会議・ミーティング・打ち合わせになってしまうというのは誰しも経験があるのではないだろうか。