書名通り、すぐに集中したい!『机に向かってすぐに集中する技術』

机に向かってすぐに集中する技術
フォレスト出版 (2016-12-26)
売り上げランキング: 1,061
 この本を読んだ目的は、集中して勉強、仕事に取り組めるようになる技術を取り入れるためだ。集中力がないとは思わないが、無い時、どうするか?集中の技術として興味があったから読んでみた。

 読んでみてポイントと思ったことは、集中にはリラックスが必要ということ、良い姿勢は集中力を発揮するための必須条件ということだ。いろんな集中の技術があり、試してみようと思えるほど手軽なものもあった。例えば、姿勢を正して集中すること、5、3、8深呼吸(鼻で5秒間吸い、3秒止め、口から8秒かけて吐く)をすることである。
 
 集中力を鍛える方法として紹介されていることの一つに、テニスボールを2個積み上げるというものがある。この本を知る前の、別の機会にテニスコートでやったことがあるが、確かにこれには大変な集中力が必要だった。やった人の中には、いくら時間をかけても積み上げられないという人もいたくらいだ。この本ではこの重ねる作業を1分間に5回やることを1セットとしている。1回重ねたら2秒間静止させ、次に上のボールを下に、下のボールを上に重ねるというやり方で。これだと1回の重ね合わせには約10秒しかかけられず、やったことがある経験からするとかなりの難易度だろう。これができれば確かに相当な集中力がついたといえそうだ。
 この本ではさらに応用編として、右手のみ、あるいは左手のみでやる方法が紹介されていた。

 集中する技術のいくつかを実践し、自分なりにいつでも集中できるようにしていきたい(勉強、テニス時)。