1日の時間の使い方改善に『脳にいい24時間の使い方』

脳にいい24時間の使い方
フォレスト出版 (2016-09-18)
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 この本を読んだ目的は、具体的に時間帯別の脳の使い方を学び、身につけること。時間術、睡眠、読書術の書籍を集中的に読んでいる流れで、脳にいい時間の使い方の本だといことで目についたことがキッカケとなった。

 自分の起床時間を起点として、何時間後、という形で脳の使い方が学べ、またそれに客観的、脳科学的な根拠が示されていたので、なるほどそれならやってみようという気になる。
 
睡眠リズムの乱れのチェック
 例えば、自分の睡眠リズムが適切かどうかの簡単なチェックとして、午前中に眠いのはリズムが乱れた証拠であるそうだ。リズムが乱れていると、午前中が最も眠く、午後も眠く、夕方はやや眠く、眠る前には眠くない。一方、正しいリズムの場合、午前は眠くなく、午後は眠く、夕方は眠くなく、眠る前が最も眠くなるそうだ。

 本書によると、最も重要で知的な作業は起床後4時間後(11時)にあてるのが良いそうだ。これは、『神・時間術』でも触れられていたゴールデンタイムのことで、やはり午前中は頭を使う仕事、勉強にあてようと思う。なるべく会議は入れないようにし、朝一のメールチェックや計算チェックも午後にまわす。
 
 本書を読んで、以下のことを実践してみる。生体リズムをと整えるためには、まずは4日間続けてみることが必要とのこと。
体内時計のリセット
 起床後すぐに窓際へ行って日光を浴びることが体内時計のリセットになり、良い睡眠リズムにも良いそうだ。これをまずは実践している。1分間を厳密に計ってはいないが、1分はその場に立っているにはなかなか長く感じる。二度寝は陽の光が当たるところですると良いそうだ。それで、これはと思うのがこちらのガジェット。
 
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休憩時は脳に入れる情報量削減
 午前から午後にかけては仮眠を取れるとよいのだが、なかなか仮眠というのもうまくできないもので・・・仮眠とまでいかなくても、目を閉じて脳に入れる情報量を減らすだけでもよいそうだ。この情報量管理も実践してみようと思っているが、なかなかこれでもできないでいる。今まで休憩というとマンガを読んだり、ゲームをしたり、好きなことをするのに費やしていた。目というのは脳にとってものすごい情報量の視覚情報を送る器官で、目を開いているだけで脳にとっては休息とはいえず、休息という観点ではゲームはもっての他のうようだ。
起床時間差3時間以内
 平日と休日の起床時間を3時間以内にすることが睡眠リズムのためにはいいそうで、これは最近はできている。
 
 3ヶ月後というタイミングでは生体リズムが整い、日中の眠気が減り、生産性、学習効率がアップしていることを期待したい。