自分にとっての成功とは?『非常識な成功法則』

非常識な成功法則【新装版】
フォレスト出版 (2014-08-29)
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 この本を読んだのは、『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法 』という書籍の中で触れられていたのがキッカケだ。口に出したことが実現する、言葉の力、みたいな言及がされていて、そのことについて書かれている本という紹介だった。そうだそうだ、他の本(『ZEN TENNIS: Playing in the Zone (English Edition) 』など)でも、会社のプレゼン研修(否定語は発しないこと)でも聞いていたことだ。で、著者の神田昌典氏はあのフォトリーディングを日本に紹介した人でもあるとのこと。読書や興味はつながっていくなーと思った一冊でもある。
 
成功とは? 
 こういった自己啓発本を読むと、よく“成功”という言葉が出てくるわけだが、自分にとっての『成功』とはなんだろうか?答えが出ない。年収が10倍になることか?それだと、今の仕事、職種では到底ムリであるが、転職してまで得たいものはお金だろうか?それは違うような気がする。自分はどうなりたいのだろうか?
 自分にとっての“成功”とは、一つには技術者(?)として、研究者として、自分の関わったもの、製品を世に出したいというのはある。こういったビジネス書の、自己啓発本の成功像とは違うな。起業して、というのも、なんだか違うかな。確かに、起業して自分の作りたいものを作れる人、システムをそろえ、世に出し、世間に受け入れられるという形で“成功”すれば収入も桁外れに増えるのだろう。でも、これもなんか違うというか。しっくりこないな。
 技術者としての自己啓発、企業研究者としての成功とは?ということで次に技術者としての成功とは?技術者力とは?ということで検索して目に留まった『「技術者力」の高め方 戦略思考で研究開発・製品開発が変わる! 』という書籍の読書へとつながった。