U理論ってなんだ?『マンガでやさしくわかるU理論』

マンガでやさしくわかるU理論
 上司が勉強しているとのことで、U理論というものの存在を知った。組織論みたいなものかな?と、ちょっとだけ興味をそそられた。ざっと概要をつかむなら、まずはマンガだろう、ということで本書を手に取った。表紙には「人と組織にイノベーションをもたらす」とある。
 本書で説明されている定義によると、

U理論とは、マサチューセッツ工科大学上級講師、C・オットー・シャーマー博士によって生み出された、「過去の延長線上ではない変容やイノベーションを個人、ペア(1対1の関係)、チーム、組織、コミュニティ、社会のレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した理論」

 というものらしい。なかなか難しく、本を読んだだけではつかめないらしい。

 本書を読んでみても、いまいちつかめなかった。

 

 本書はマンガでわかる、という書名であるが、マンガ部分とそれを補足する本文とが交互に登場するという構成になっている。自分としては、すべてをマンガで説明して欲しかった。