大人の勉強法は子供の時と違う『一流の学び方』

一流の学び方―知識&スキルを最速で身につけ稼ぎにつなげる大人の勉強法
 大人になってからの学びと子供の頃の学びは違う。大人の勉強法ということに興味を惹かれて読んでみた。
 本書では、子供の頃、学生の頃の学びを「チャイルドラーニング」とし、大人の、ビジネスパーソンの学びを「アダルトラーニング」と読んでいる。チャイルドラーニングは資格試験や筆記試験のためのものであり、アダルトラーニングとは異なるという主張だ。本書の想定するアダルトラーニングに必要とされる学びと、研究開発職に必要とされる学びは少し趣きが違うだろうが、取り入れられることがはある。
 例えば、技術の本質、材料特性の本質をまとめられるまで行けば一つの到達点と考えて良いだろう。

因数分解によって「本質」をまとめることを、学びの一つの到達点と考えています”

 この因数分解能力をいかに磨いていくか。それが問題だ。